成田空港の「空の日フェスティバル」で、ジェット旅客機との綱引き大会
09/24
9月20日は「空の日」です。この日にちなんで、2017年も成田空港で「空の日フェスティバル」が開催されました。
今年の「空の日フェスティバル」は、9月9日(土)、10日(日)、23日(土・祝)、24日(日)の4日間にわたり開催され、成田国際空港及び航空科学博物館などの会場で、子供たちが飛行機や航空に関するイベントや、キャラクターショー、ゲーム大会、お楽しみ抽選会などのイベントを楽しみました。トラベルオンラインニュースではその中から、事前募集型のイベントである「ジェット機との綱引き大会」と「空港用化学消防車見学ツアー」を同行取材させていただいたので、ご紹介します。
「ジェット機との綱引き大会」は、毎年恒例の人気イベントです。今年は9月24日の午前中に行われました。参加したのは、事前募集に応募して当選した小学生とその保護者、115組271名です。ちなみに300名の定員に対する応募者総数は372組867名で、当選倍率は2.89倍でした。
今回の綱引きの相手は、日本航空のボーイング777-200型機です。これは241乗りの大型ジェット旅客機で、長さ63.7メートル、幅60.9メートル、高さ18.5メートル、重さは約200トンもあります。
綱引きの1回目は、子供たちだけで挑戦。ですが、相手が大きすぎてびくともしません。2回目は保護者の皆さんも加わって再挑戦。親子が力を合わせて、今度は見事に動かすことに成功しました。
最後に、綱引きの相手をバックに記念撮影。
「空港用化学消防車見学ツアー」は、9月24日の午後に行われました。このツアーには、2歳から67歳までと幅広い年齢層の64名が参加。これも事前募集型のイベントで、定員80名に対する応募者総数は531名、当選倍率は6.64倍でした。
このツアーで訪れたのは、A滑走路をはさんで第1ターミナルの反対側、A滑走路のほぼ中間の位置にある空港内の消防署です。リムジンバスに乗って消防署まで移動した参加者は、消防車の運転席に座ったり、消防士の使う防火服を着てみたり、本物の消防車のホースを使って的に向けて放水したりと、消防署ならではの体験を楽しみました。
その後、HRET(High Reach Extendable Turret:高位置対応伸展型放水銃)を装備した化学消防車の実際の放水を見学。HERT装備の消防車は、国内の空港では成田空港が初めて導入しました。
最後に、参加者は飛行機と消防車をバックに記念撮影を行いました。