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2017年11月19日(日)、航空自衛隊の岐阜基地で航空祭が開催されました。当日は晴れのち雨と不安定な天候でしたが、ブルーインパルスをはじめとする様々な自衛隊機が展示飛行を繰り広げたほか、室屋義秀氏によるアクロバット飛行も行われ、集まった多数の観客を楽しませました。トラベルオンラインニュースでは正規の許可をいただき、エプロン地区とは滑走路をはさんで反対側に設けられた、報道関係者向けの特設エリアで取材を行うことができたので、その様子をご紹介します。

報道関係者向けの取材エリアから見た岐阜基地

報道関係者向けの取材エリアから見た岐阜基地

エプロン地区の地上展示

エプロン地区の地上展示

岐阜基地には、航空自衛隊で運用する航空機等の装備品に関する試験を行う部隊、飛行開発実験団が所属しています。航空自衛隊が運用する機種の大部分が配備されており、岐阜基地航空祭では多彩な航空機による編隊展示(異機種混合飛行)を見ることができます。

今回の航空祭での展示飛行は、以下の通りでした。残念ながら雨の影響で、予定よりも編隊飛行の規模が縮小されたりといった変更がありました。

<展示飛行スケジュール>

8:30~ 8:50 T-7 (オープニング)
9:30~ 9:45 C-130H(航過機動)
10:15~10:50 F-4/F-15/F-2/KC-767(編隊飛行・機動飛行)
11:25~12:05 ブルーインパルス(曲技飛行)
12:40~12:55 エクストラ300 室屋義秀氏(曲技飛行)
13:50~14:20 C-1/F-15/F2(編隊飛行・機動飛行)

岐阜基地航空祭の展示飛行は8:30、飛行開発実験団所属のT-7による編隊飛行で始まりました。このときの天気は晴れで、きれいな青空が広がっていました。

T-7によるオープニング・フライト

T-7によるオープニング・フライト

T-7によるオープニング・フライト

T-7によるオープニング・フライト

9:30からは、小牧基地の第1輸送航空隊所属の輸送機、C-130H(ハーキュリーズ)による航過機動の飛行展示が行われました。C-130Hは米国のロッキード社が製造している戦術輸送機のベストセラーで、西側諸国を中心に69ヶ国で使用されており、登場から半世紀以上経った現在でも第一線で活躍しています。

次の展示飛行は、10:15から航空開発実験団所属のF-4、F-15、F-2戦闘機の機動飛行、それらに第1輸送航空隊所属の空中給油機・輸送機のKC-767を加えた編隊飛行、さらにKC-767の航過機動が行われました。F-4には、恒例の航空祭向け特別塗装が施されていました。

お昼前の11:25からは、航空自衛隊の誇るアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」による展示飛行が行われました。この頃から空には雲が広がり、雨も降り出しました。雲が低くなると、ブルーインパルスは垂直上昇を含む演技ができなくなります。残念ながら今回は水平に飛ぶ編隊飛行を中心とした演技となりましたが、ブルーインパルスは訪れた多くの観客の前で、一糸乱れぬ美しい編隊飛行を見せてくれました。

12:40からは、パイロット室屋義秀氏によるアクロバット飛行が披露されました。室屋氏は、2009年からレッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップにアジア人として初めて参加し、2017年に年間総合優勝に輝きました。なお、レッブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップは、2015年から日本でも千葉の幕張で見ることができるようになりました。

室屋義秀氏によるアクロバット飛行

室屋義秀氏によるアクロバット飛行

13:50からは、展示飛行の最後として、C-1、F-15、F2による編隊飛行・機動飛行が行われました。この頃には、雨がかなり強くなりました。天気が良ければ、T-4やF-4も展示飛行を予定していたようですが、それらは地上滑走のみとなりました。

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