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日本航空は2021年4月23日(金)、航空機の客室に抗ウイルス・抗菌コーティングを実施することを発表し、コーティング作業の様子を報道関係者に公開しました。客室内への抗菌コーティングは、日本の航空会社として初めての取り組みです。羽田空港のJALの格納庫内で行われたコーティング作業を取材したので、下記の動画をぜひご覧ください。

このコーティングは、触媒の作用によりウイルスを不活性化する効果が長期間持続するもので、化粧室、座席やひじ掛け、収納棚、壁面といった、乗客が直接手を触れる箇所を中心に実施されます。コーティング剤は、抗菌製品技術協議会(SIAA)の定める抗ウイルス・抗菌性能と、安全性が確認されているとのことです。効果の持続期間は3~5年の見込みです。

コーティング済みの機体には、「SIAA」の認証マークが機体入口付近に表示されます。このコーティングは2021年4月より開始し、7月中を目途に完了予定です(*)。

(*)日本エアコミューター(JAC)と北海道エアシステム(HAC)は年内に完了予定。 

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