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トヨタL&F千葉株式会社と成田国際空港株式会社は、2021年12月13日から28日まで、電動トーイングトラクターの運用トライアルを実施します。その初日である12月13日、トライアル参加各社に対する電動トーイングトラクターの試乗会が行われました。試乗会の様子を現地で取材しましたので、下記の動画をぜひご覧ください。

このトライアルに使用されるのは、最大けん引力2.5tタイプの「電動トーイングトラクター(3TE25)」。この新型車両は、高容量バッテリーを搭載し、けん引力・走行速度・登坂能力などエンジン車と同等の走行性能を実現しました。

成田空港は、脱炭素社会の実現に向けた取り組みとして「サステナブル NRT2050」を策定し、2050年度までの成田空港全体から排出されるCO2を、2015年度比50%削減することを目標にしています。GSE車両(航空機地上支援車両)に関しては、ステークホルダー各社とともに、2050年度までのゼロカーボン化を目指しています。「電動トーイングトラクター(3TE25)」は、ディーゼルエンジンタイプのトーイングトラクターに比べて、1 台当たり年間10トンのCO2を削減できるとのことです。

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