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海上自衛隊は、2022年11月6日に国際観艦式を開催します。その前後、2022年10月29日から11月13日までは「フリートウィーク」として、国際観艦式を盛り上げる様々なイベントが行われます。

その中の一つに、海上自衛隊の艦艇の一般公開があります。今回、11月5日に横浜で行われた一般公開のうち、潜水艦「たいげい」、護衛艦「しらぬい」、護衛艦「あたご」を取材することができたので、それらの様子をご紹介します。

潜水艦 SS-513「たいげい」と護衛艦 DD-120「しらぬい」は、横浜新港で一般公開されました。

横浜新港の岸壁に並ぶ潜水艦「たいげい」と護衛艦「しらぬい」

「たいげい」は海上自衛隊の最新鋭の潜水艦で、一般公開は今回が初めてとのこと。現地では、セイル横の潜舵を動かしたり、セイル上部のアンテナを上げ下げしたりするデモンストレーションが行われました。また入場者は、船体の後方の甲板の上にあがることもできました。

海上自衛隊の最新鋭潜水艦「たいげい」

「たいげい」の艦橋。左右の潜舵が無音で動いていました。

「たいげい」の前方の甲板

「たいげい」の艦尾

「たいげい」の後方の甲板を見学する入場者

「たいげい」の後方の甲板上にあった、デコイ(魚雷に対する囮)を発射するランチャーのハッチ

「しらぬい」では乗船して、前方と後方の甲板部分や舷側の通路部分を見学することができました。特に後方の甲板では、入場者が「しらぬい」の艦長さんと一緒に記念写真を撮ることができました。

護衛艦 DD-120「しらぬい」

岸壁から間近に見る「しらぬい」

「しらぬい」への乗船を待つ長い列

「しらぬい」の前方の甲板を見学する入場者

「しらぬい」の後方の甲板を見学する入場者

「しらぬい」の艦長さんと一緒に記念写真を撮る入場者

山下埠頭では、DDG-177「あたご」とLST-4003「くにさき」の一般公開が行われました。このうち、取材ができた「あたご」をご紹介します。「あたご」も乗船して、前方と後方の甲板部分や舷側の通路部分を見学することができました。前方の甲板では実際に5インチ砲やCIWS(近接防空火器)を動かす展示や、自衛隊員によるラッパ演奏が行われました。

山下埠頭で一般公開されたDDG-177「あたご」(右)。左は停泊中のFFM-1「もがみ」。

「あたご」の艦橋部分

先に一般公開を終えて出港するLST-4003「くにさき」

「あたご」の前方の甲板

「あたご」の62口径5インチ単装砲(Mk.45 mod.4)

「あたご」の5インチ砲の砲弾

「あたご」の前方の甲板にあるミサイル垂直発射装置(Mk.41 mod.20 VLS)

「あたご」の近接防空火器 CIWS(Phalanx Block1B)

「あたご」のチャフランチャー(Mk.36 SRBOC)

「あたご」の艦上で行われたラッパの演奏

「あたご」の324mm3連装短魚雷発射管(水上発射管HOS-302)

「あたご」の90式艦対艦誘導弾(SSM-1B)

「あたご」の後部の甲板

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