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陸上自衛隊は2025年6月8日、「令和7年度 富士総合火力演習」を実施しました。これは例年行われている国内最大規模の実弾を使用する演習で、今回は中谷防衛大臣が出席しました。

今回の演習は以下の構成で実施されました。

昼間演習(前段)
 〇対戦車火器、各種火砲、迫撃砲の特性・射撃効果
 〇島嶼部で敵の侵攻を阻止する場面での火力戦闘
昼間演習(後段)
 〇島嶼部で攻勢をかける場面での火力戦闘
夜間演習(前段)
 〇暗視装置の特性、暗視装置を使用した射撃、各種の照明弾、および照明下での射撃
夜間演習(後段)
 〇即応機動連隊による夜間の敵の侵攻阻止

10式戦車の射撃

90式戦車の射撃

16式機動戦闘車(MCV)

V-22(オスプレイ)

AH-1S(コブラ)

水陸両用車(AAV)

夜間演習の射撃シーン

夜間演習の射撃シーン

昼間演習の前段では、陸上自衛隊の新装備として12式地対艦誘導弾 能力向上型発射機、島嶼防衛用高速滑空弾、24式機動120㎜迫撃砲、25式偵察警戒車の実物が紹介されました。

12式地対艦誘導弾 能力向上型発射機

島嶼防衛用高速滑空弾

24式機動120㎜迫撃砲

25式偵察警戒車

昼間演習の後段では、ロシアの侵略に対するウクライナの防衛戦の実態から、今回初めて塹壕戦の演習展示が行われました。

塹壕戦に向かう歩兵部隊

演習の一般公開は行われず、YouTubeでのライブ配信が行われました。

陸上自衛隊によるYouTubeライブ配信
https://www.youtube.com/watch?v=_ACe_qy0q1c

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