宇宙博2014が幕張メッセで開幕
07/19
2014年7月19日、「宇宙博2014 NASA・JAXAの挑戦」が幕張メッセで開幕しました。この催しは、アメリカ航空宇宙局(NASA)と宇宙航空研究開発機構(JAXA)をはじめとした国内外の宇宙関係機関の協力のもと、宇宙開発の歴史や最先端の技術・成果などを、貴重な資料や実物、精巧なレプリカなどを使って紹介するものです。開催期間は、9月23日までとなっています。
それでは、展示物のいくつかをご紹介しましょう。小惑星探査機「はやぶさ」関連では、「はやぶさ」の実物大モデルに加えて、「はやぶさ」が持ち帰った小惑星イトカワの微粒子(実物)が展示されています。
次は、実物大のNASA火星探査車キュリオシティです。これが米国外で公開されるのは初めてだとのことです。
「NASAの火星探査車キュリオシティは、火星探査が始まって以来初めてとなる火星表面の本格的な掘削を行い、試料を採取するなど多くの成果をあげています。また、自然放射線量の測定など、将来の火星有人探査計画に必要なデータの収集を行っています。2014年4月、キュリオシティはさらなる新発見を求め、4つの異なる種類の岩石が重なり合った「キンバリー」と呼ばれる地点に到着し、大規模調査を開始しました。キュリオシティは、今年の4月に火星着陸から1火星年(地球の1.88年)を迎えました。」(宇宙博2014の展示の解説文より)
キュリオシティの現在の活動場所:
http://mars.jpl.nasa.gov/msl/mission/whereistherovernow/
NASAの宇宙開発の長い歴史が、さまざまな展示物により紹介されています。
JAXAの展示の目玉は、国際宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」日本実験棟の実物大モデル。中にも入ることができます。