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2018年12月2日(日)、宮崎県の航空自衛隊新田原基地で「新田原エアフェスタ2018」が開催されました。トラベルオンラインニュースでは、特別に取材許可をいただき、報道関係者向け取材エリアで取材・撮影ができたので、その様子をご紹介します。

<新田原エアフェスタ2018 プログラム>

8:00 開場

●飛行展示
8:30~8:55 F-15、T-4、UH-60J、U-125A オープニングフライト
9:00~9:15 UH-60、U-125 捜索・救難展示 (新田原救難隊)
9:25~9:40 F-15 飛行教育展示 F-15 (飛行教育航空隊)
9:50~10:10 C-1 航過飛行 ※悪天候のため空挺降下は中止
10:20~10:35 F-15 機動飛行 (第305飛行隊)
10:45~11:00 F-2 機動飛行 (第8航空団)
11:10~11:25 RF-4 飛行展示 (偵察航空隊)
13:00~13:20 F-16 曲技飛行展示 (米軍 第35戦闘航空団)
13:55~14:35 T-4 地上滑走 ※悪天候のため曲技飛行は中止 (ブルーインパルス)

<地上イベント>
・航空機地上展示
・F-15コクピット展示
・航空機装備品展示 (エンジン、射出座席など)
・防空火器展示 (VADS・ペトリオット)
・救難装備品展示
・防災装備・被服展示 (災害派遣用資材など)
・花自動車
・特別ゲスト来場(ゆるキャラ(みやざき犬、高鍋大使くんなど)
・音楽演奏(11:50~12:25)
・太鼓演奏(11:30~11:45)
・茶道部(8:00~13:00)

15:00 終了

12月2日の朝は曇り、午後は雨も心配される状況の中、航空祭は始まりました。

航空祭の幕開けは、8:30のオープニングフライトで始まりました。オープニングフライトでは、救難ヘリコプターのUH-60J、U-125Aの航過飛行に続き、F-15 6機、T-4 3機がそれぞれ編隊飛行を披露しました。

オープニングフライト(UH-60)

オープニングフライト(U-125A)

オープニングフライト(F-15)

オープニングフライト(T-4)

続いて、9:00から捜索機U-125Aと救難ヘリコプターUH-60Jが遭難者の捜索・救助のデモンストレーションを行いました。

遭難者の捜索・救助のデモンストレーション

新田原基地には、F-15戦闘機のパイロットを養成する飛行教育航空隊がいます。9:25からは、その飛行教育隊が複座のF-15を使って訓練飛行を実施。

飛行教育隊の訓練飛行(1)

飛行教育隊の訓練飛行(2)

飛行教育隊の訓練飛行(3)

その後は空挺部隊の落下傘降下が予定されていましたが、悪天候で中止となり、輸送機C-1の特別塗装機の航過飛行および着陸に変更になりました。

輸送機C-1の特別塗装機の航過飛行

10:20からは戦闘部隊である第305飛行隊が、F-15による豪快な機動飛行を実施。

第305飛行隊 F-15の機動飛行(1)

第305飛行隊 F-15の機動飛行(2)

第305飛行隊 F-15の機動飛行(3)

10:45には、福岡の築城基地からF-2戦闘機が飛来し、軽快な機動飛行を実施。

築城基地のF-2戦闘機(1)

築城基地のF-2戦闘機(2)

11:10からは、茨城の百里基地所属の偵察航空隊が、RF-4偵察機による偵察ミッションのデモンストレーションを実施しました。

RF-4偵察機による偵察ミッションのデモンストレーション(1)

RF-4偵察機による偵察ミッションのデモンストレーション(2)

このころから雨がぱらつくようになりました。

13:00からは、雨模様の空の下、米軍 第35戦闘航空団所属のF-16が、迫力ある曲技飛行を披露。

米軍 第35戦闘航空団所属のF-16(1)

米軍 第35戦闘航空団所属のF-16(2)

13:55からは、航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」が曲技飛行を行う予定でしたが、離陸直前に雨が強くなり、地上滑走だけとなってしまいました。

ブルーインパルス(1)

ブルーインパルス(2)

空挺降下やブルーインパルスの曲技飛行が中止になったことは残念でしたが、その他のプログラムでは自衛隊機や米軍機が日頃の訓練の成果を存分に発揮し、詰め掛けた多数の観客を大いに楽しませてくれました。

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