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2023年2月20日、成田国際空港(NAA)と東京ガスは、成田国際空港にエネルギー供給を行う「株式会社 Green Energy Frontier」を設立し、2023年4月1日より事業を開始する、と発表しました。記者会見の様子や新会社の事業内容については、以下の動画をご覧ください。

Green Energy Frontier は、2023年4月1日にNAA からエネルギー供給設備の移管を受け、成田国際空港へエネルギー(電気・熱)の供給を開始し、空港に供給するエネルギーの2050年脱炭素化に挑戦するとしています。新たなエネルギープラントの建設や空港では世界最大規模となる 180MWの太陽光発電設備の導入等、2050年までに1,000億円規模を投資予定です。

<会社概要>
会社名:株式会社 Green Energy Frontier
所在地:千葉県成田市
事業開始日:2023年4月1日
資本金:1,827,500,000 円
出資比率:NAA 50%、東京ガス 50%
代表者:未定(3月に開催する株主総会で決定)
事業内容:
 ①電気・熱の安定供給を担うエネルギー供給事業
 ②空港の脱炭素化事業

日本の空の玄関口である成田国際空港は、世界的な航空需要の増大や、アジア近隣諸国からの旅行者増大、さらに、国際的な空港間競争に対応するため、大規模な機能強化に取り組んでおり、2050年に空港施設で使用するエネルギーや業務用車両から排出するCO2を実質ゼロにすることを掲げています。

Green Energy Frontierは、NAA が保有している特高受電設備や熱源設備等、エネルギー供給設備を引き継ぎ、東京ガスグループがこれまで培ってきた大規模エネルギープラントの建設・運営ノウハウや大規模太陽光発電、e-methane等の脱炭素に関する技術を活用することで、エネルギー供給事業と空港の脱炭素化事業に取り組みます。

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