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2024年4月7日、陸上自衛隊の練馬駐屯地で「第1師団創立62周年・練馬駐屯地創設73周年記念行事」が開催されました。基地内の桜が咲き誇る中、一般開放された駐屯地には家族連れなど多数の来場者が訪れました。記念行事の様子を現地で取材したので、下記の動画をぜひご覧ください。

  
今年の記念行事のテーマは「戦う? 13.2%」。これは5年ごとに行われる直近の世界価値観調査で、「もし戦争が起こったらあなたは国のために戦いますか?」という問いに対して日本人が「戦う」と答えた割合です。調査対象79か国の中で最低の数字でした。第1師団長である兒玉恭幸陸将は、執行者式辞の中で「「戦う」とは、国民が自分のできることで国に貢献すること。日本が侵略された場合、第一線で戦う自衛隊だけでは勝てない。国民の皆さんには、それぞれの立場で自分にできることで国の政治、外交、経済などを支えて欲しい。それが「戦う」という意味であり、国民が祖国を守る意思を相手国に示すことが戦争の抑止につながる」と来場者に訴えました。

執行者式辞(第1師団長 兒玉恭幸陸将)

記念式典には来賓として東京都の小池知事も出席。その後に行われた部隊紹介では、首都圏の防衛を担う第1師団の各部隊がデモンストレーションを行い、各部隊の役割や活動内容を来場者にアピールしました。

来賓祝辞(小池百合子 東京都知事)

部隊紹介(第1音楽隊と石川鈴菜さんのコラボレーション)

部隊紹介(第1偵察戦闘大隊)

部隊紹介(第1偵察戦闘大隊)

部隊紹介(第1飛行隊)

部隊紹介(第1普通科連隊)

駐屯地内の各所では各種装備品を展示。公募による入浴・野外炊事試食・防護マスク体験、ヘリコプターへの体験搭乗なども行われました。

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