ANAケータリングサービスがレシピコンテストを開催
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2023年1月18日、ANAケータリングサービス(ANAC)は洋食部門、製パン部門のレシピコンテストを開催。最終選考に残った洋食部門6作品、製パン部門4作品の中からそれぞれ最優秀作品を選出し、表彰しました。
ANACは、羽田空港と成田空港を拠点に、ANAの機内食を製造している会社です。ANACでは調理部門の人財育成・教育訓練を目的に、2014年から毎年この社内料理コンテストを実施しており、今回は8回目となります。(2021年度は新型コロナの影響で開催中止)
レシピコンテストは、調理現場で働いている社員がテーマに沿って自分自身でレシピを考え、目標原価を考慮しながら料理を作ることにより、技術力向上・技術継承・モチベーション向上を図ろうというものです。
コンテストの会場はANACの成田工場。審査員はANACの川崎会長、石田社長ほか役員・管理職など15名、ANAから商品企画部の黒田担当部長など3名、計18名が務めました。
今年度の洋食部門のテーマは「メイン料理として提供できる野菜メニュー」。
最優秀賞には調理統括室 洋食統括部 末 辰也さんの「様々なシリアルのガレット 野菜と果実のコンポジション」が選ばれました。
「シリアルとレーズンでガレットを作り、オリーブオイルで香ばしく焼き上げています。野菜メニューなので動物性の旨味が使用できない中、キノコ(マッシュルーム)のソースをナッペして旨味を補うよう工夫しました。春から夏のメニューを意識して、ドライにしたオレンジ、2色のトマトコンフィをトッピングし、オレンジが香るブールブランソースを合わせました。」(末さん)
製パン部門のテーマは「カンパーニュ」。
最優秀賞には羽田グローバル営業部 ルー チューリーさんの「パン・オ・ルヴァン 塩昆布とゴマ」が選ばれました。
「和食の食材の一つである塩昆布とパンの驚きのコンビネーションです。シンプルなカンパーニュに塩昆布と相性が良いゴマを入れました。小麦粉の香り、塩昆布の塩気、ゴマの香ばしさが楽しめます。」(ルー チューリーさん)