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2023年5月のG7広島サミットを間近に控えた4月25日。成田国際空港で空港内でのCBRNEテロ発生を想定した訓練が行われました。訓練には空港、警察、消防、税関、警備会社など関係機関約200名が参加しました。

CBRNEテロとは、化学(Chemical)、生物(Biological)、放射性物質(Radiological)、核(Nuclear)、爆発物(Explosive)によるテロを言います。今回の訓練では、旅客ターミナルで化学薬品を使用したテロが発生した場合を想定。現場付近の避難誘導、現場規制、検知活動、除染・救護活動、搬送活動、汚染物質の除去活動等、事態収束までの一連の訓練が行われました。

化学薬品の影響で倒れ込む旅行者が複数発生したという想定で訓練を実施

化学薬品の検知活動

防護服を着た消防隊員が負傷者を救助

負傷者の救護活動(1)

負傷者の救護活動(2)

負傷者の救護活動(3)

現場近くに設けられた負傷者の救護エリア

化学薬品の除染作業

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