ANAのA380「フライングホヌ」3号機、定期運航開始前に機体を洗浄
09/28
2023年9月28日の未明、ANAはエアバスA380「フライングホヌ」3号機(JA383A)の機体洗浄作業を実施。その様子を報道関係者に公開しました。
この機体は、2021年10月16日に成田空港に到着しましたが、新型コロナ感染拡大の影響で今まで一度も乗客を乗せて飛行していません。昨今の国際線需要の回復により、ANAは2023年10月20日から3号機を成田~ホノルル線の定期運航に投入することを決定。この機体洗浄作業は、それに備えて行われました。作業の様子については、下記の動画をぜひご覧ください。
夜中の1:30頃、3号機が成田空港のANA格納庫に運ばれてきました。
洗浄作業を開始する前に、機体の突起物や開口部を保護するためのシーリングが行われます。
巨大なジェット旅客機の洗浄は、手作業で行います。最初に機体に水をかけ、次に薬剤をつけたパッド、モップ、ブラシを使って汚れを落とします。最後にもう一度水で洗い流して完了です。今回の洗浄作業は、羽田空港グランドサービスのスタッフ13名で行なわれました。
羽田空港グランドサービスの川田豪課長によれば、「今回の3号機は雨だれの汚れで、飛んで付く油汚れではないので、比較的落としやすい」とのこと。
今回の洗浄作業は早朝の6:30に終了しました。