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2023年8月8日、航空自衛隊小松基地で日伊共同訓練の様子が報道関係者に公開されました。8月8日の午前中、イタリア空軍機と航空自衛隊機は次々に離陸し、日本海沖の訓練空域に向かいました。この日はイタリア空軍のステルス戦闘機F-35Aが、来日後初めて飛行しました。

イタリア空軍 KC-767A 空中給油・輸送機

イタリア空軍 G550 CAEW 早期警戒機

航空自衛隊 F-15J 戦闘機(日伊共同訓練 特別塗装機)

イタリア空軍 F-35A ステルス戦闘機

イタリア空軍 G550

イタリア空軍 C-130J 輸送機

現地の様子については、下記の動画をぜひご覧ください。

午後には、航空自衛隊 航空総隊 鈴木康彦空将とイタリア空軍 航空コマンド司令官 アルベルト ビアバッティ空軍中将による共同記者会見が行われました。

イタリア空軍と航空自衛隊の共同訓練は今回が初めてです。訓練の目的は、「航空自衛隊の戦術技量の向上及び相互理解の促進を図るとともに、「自由で開かれたインド太平洋」の実現のための防衛協力の更なる深化を図る」とされています。イタリア空軍は当初8月2日に小松基地に到着する予定でしたが、台風の影響で8月4日の夜に到着。訓練期間は8月7日から8月10日までの予定です。訓練の実施場所は小松基地及び同基地周辺空域で、各種戦術訓練が実施されます。

参加部隊は以下の通りです。

<航空自衛隊>
・第6航空団(小松)F-15 × 4
・第1輸送航空隊(小牧)KC-767 × 1
・中部航空警戒管制団(入間)

<イタリア空軍>
・第6航空団及び第32航空団 F-35A × 4
・第14航空団 KC-767A × 3、G550 CAEW × 1, G550 × 1
・第46航空旅団 C-130J × 1
・人員 約160名

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